なるみ旅 〜明日はどこに行こう

毎日にもっと喜びを

男はいつだって

 

男はいつだって、

一人で死にたがる。

 

(って私は勝手に思ってる)

 

 

誰も傷つけたくないなんて言いながら

自分だけが悪いと背負いながら

立ち去ることがいいって、

いなくなるのが唯一の解決策だって、

本気で信じてる。

 

(って私は勝手に思ってる)

 

 

でもそんな男たちを

私は死ぬほど好きで、

私もそんな生き方がしたくて、

それに習って私も一人で

立ち去ろうとしたこともあるけど、

 

本当に好きなら、

離れちゃだめなんだって気づいた。

 

離れれば傷つけないから、

それは相手のためだから、

自分の中からそんな声も聞こえるけど。

 

傷つきたくないよりもずっと、

繋がりたいほうが上だった。

 

離れたいけど、

傷つくかもしれないけど、

傷つけるかもしれないけど、

それでも離れちゃだめなんだ。

繋がることを諦めちゃだめなんだ。

 

いいよ、傷つけても。

私は私が傷つくって決めない限り、

私は傷つかないから。

 

疼くのは、過去の痛み。

きっと目の前の出来事とは関係がなくて。

溶かすために、上がってきてくれてるだけ。

 

損してる気分になっても、

愛を選び直すのは、私からなんだね。

それは相手のためではなく

他の何のためでもなく、

私自身のために。

 

もっと大きな自分になるために

 

人とケンカする。

ケンカって言えるのかな。

 

どうにも上手くいかなくて、

思い通りにならなくて、

ただ拗ねただけだったのかもしれない。

 

ご機嫌でなくちゃいけないって

ちゃんと説明しなくちゃいけないって

どこか思ってたんだろう。

 

もう終わりだなって思ったとき、

さみしかった。悲しかった。

でもどこか、ほっとした。

 

もっと深く繋がるためには、

きっとこのままじゃだめだったんだね。

カタチは変わる必要があったんだ。

 

もっと大きな自分になるために。

自分のパワーを思い出すために。

 

 

 

…ううん、違った。

変わるのは関係性じゃなくて、

自己概念だったんだね。

ちっぽけに扱ってきた、自分自身。

 

自分の中の自分が、きっと叫んだんだ。

こっちを見てって。

 

溶かすものがたくさんある。

でも1人じゃ溶かせないんだね。

 

全部、自分の中にある。

精一杯、愛そう、私を。